猫額洞の日々

byogakudo.exblog.jp
ブログトップ
2009年 04月 20日

クレイトン・ロースン「首のない女」読了

e0030187_13563661.jpg






click to enlarge.


 写真は大横川。三つ並ぶ屋根はヤマタネの倉庫。

 p91で奇術師兼マジックショップ経営者兼探偵役・マーリニは、
<自分のポケットから事務用の封筒を取り出し、十個あまりのガラスの
 破片を注意深くその中に掃きこんだ。>
 この封筒はp157にも出てくる。
<これはマーリニの店の事務用封筒で、昨夜マーリニが少佐のトレーラーの
 床(ゆか)で見つけたガラスの破片を包んだもののようだった。>

 マーリニは封筒にノートしない。日本人みたいに(?)手帳を使う。
<彼は素早くポケットから手帳を取り出し、その一ページをちぎって、壁に
 押し当て鉛筆ですらすらとこの記号(上図)を書きつけた。>(p147)

 しかしワトスン格の新聞記者は封筒派であるようだ。
< 私のポケットに入れてある封筒の裏に表(ひょう)にしてその情報が
 記してあった。>(p220)

 だからどうしたと言われそうな、手帳ではなく封筒にメモする、小説中の
欧米人・出現例集である。

   (クレイトン・ロースン 創元推理文庫 62初 J)
[PR]

by byogakudo | 2009-04-20 14:01 | 読書ノート | Comments(0)


<< 船型マグネット      クレイトン・ロースン「首のない... >>