2009年 05月 21日

「ベルンハルト短篇集 ふちなし帽」もう少し/「誰が駒鳥を殺したか?」追加

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 トーマス・ベルンハルト「ベルンハルト短篇集 ふちなし帽」
(柏書房 05初帯)は、あと3篇。

 時間でいえば、夕方の薄暗がりや夜の闇の中で、空間では、
森と街の境目が舞台になることが多い、という印象だ。象徴的な
時空間なのだろう。

 おととい書いたイーデン・フィルポッツ「誰が駒鳥を殺したか?」
の感想文に関して、ある方からご指摘を頂いた。
 今読むと退屈であるという、わたしの見方は、あまりに現時点での
読みに偏っていたと反省した。

 つまり、ミステリの歴史的経緯を無視して、黄金期以前に書かれた
ミステリであるにも係らず、さらっと叙述トリックが使われている点を
見逃していたのは、読みが甘かったと言わざるを得ないし、泉下の
フィルポッツに対してもフェアじゃない。
 「すまぬ」とフィルポッツに謝りつつ、ご指摘の某氏に感謝。
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by byogakudo | 2009-05-21 13:45 | 読書ノート | Comments(0)


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