猫額洞の日々

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2009年 06月 04日

戸板康二「松風の記憶」を読み始める

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 クロフツ短篇集を持ち帰りかけて、いや待てよと思う。これも既読では
なかったか? 拾い読みしても憶えはないが、「クロフツ短篇集1」でしょう、
読んでいる可能性が高い。
 戸板康二「松風の記憶」(講談社文庫 83初 J難)にする。

 歌舞伎役者・中村雅楽が探偵役のシリーズは全部、短篇集だと思って
いたが、これは長篇だった。しかも、昭和34年(1959年)12月から翌年
5月まで、「東京新聞」夕刊に連載された新聞小説である。

 まだ1/3くらいだが、登場人物たちは大阪と東京に分かれて住んでいるし、
東京ベースの歌舞伎役者は、広島の名刹で死んでいるのが発見される。
 広島に修学旅行で行って死体を発見した女子高校生は、卒業して東京に
行こうかなと考えているので、そのうち全員の関係も収束するだろう。

 修学旅行生が大阪に着く冒頭のシーン、駅の「プラットフォーム」の書き方が
「歩廊」と「プラットホーム」の二種類ある。今のところ、「ホーム」という
略し方はされていない。

 中村雅楽がお寿司屋さんに置き忘れた推理小説の作家名が「小納戸容」
(こなんど・いるる)。一体、どんな作風のミステリ作家だろう?
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by byogakudo | 2009-06-04 13:52 | 読書ノート | Comments(0)


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