猫額洞の日々

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2009年 06月 09日

戸板康二「小説・江戸歌舞伎秘話」中断/ジョセフィン・テイ「フランチャイズ事件」へ

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 生涯に二回しか歌舞伎を見たことのない奴が読む「小説・江戸歌舞伎
秘話」(戸板康二 講談社文庫 77初)である。どんなに「もったいない」
ことか、想像を超えるものがある。歌舞伎成立秘話(稗史)である分、
「松風の記憶」よりわかりやすいが、隔靴掻痒感に変わりはない。

 6歳のとき、たぶん「牡丹灯籠」を見た。見せられた。舞台真ん前の
席だった。
 怖くてずっと泣き叫んでいた憶えがある。役者にも観客にも迷惑な
子どもを、劇場に連れてくるべきではなかったと思うが、あの節は
申訳ない。と謝っても、みなさん殆どご在世ではないだろう。
 二度目は18~9歳、「妹背山」を最後尾席から。きんきら・綺麗な
ものだとは思ったが、それまでで、あんまり舞台好き・劇場好き
ではない。スクリーンに投影される影が好きだ。

 まだ途中であるが、ジョセフィン・テイ「フランチャイズ事件」が
手に入ったので、こちらが勿論先になる。
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by byogakudo | 2009-06-09 13:41 | 読書ノート | Comments(0)


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