2009年 06月 15日

大友克洋「ショート・ピース」読了/モーリス・ルブラン「緑の目の令嬢」半分強

e0030187_13215453.jpg









click to enlarge.


 「童夢」と「アキラ」しか読んでいない大友克洋の初期作品を
初めて読む。J袖のコピーに驚く。
< 若者たちを描き、今、最も期待されているマンガ家・大友克洋。
 待望の自選作品集・第一弾!!>
 誰にも初期はあるから当然だけれど。

 70年代ニューシネマ調の短篇漫画集だった。貧乏くさい青春像が
様々に描かれる。どれも元気で感じがいい。明日に明日の風が吹く
ことが自明であった頃のエネルギーだろうか。今は、明日も今日の
凪しかないと、信じ込まれている。
     (大友克洋自選作品集・1 奇想天外コミックス 82年5版 J)

 何かないかと探して見つけたアルセーヌ・リュパン・シリーズ
「緑の目の令嬢」(モーリス・ルブラン 創元推理文庫 73年3版 J)。
同シリーズの「オルヌカン城の謎」(モーリス・ルブラン 創元推理
文庫 73初 J袖と見返し及び扉と目録頁にセロテープ跡)と、どっちを
先にしようかと考え、リュパンが前面に出る前者を選ぶ。

 期待しないで読んでいるからだろうか、冒険活劇が結構愉しい。
子ども向けにリライトされた本を読んでいたときの、わくわく感は
持てなくとも、ストーリーテラーの巧さは味わえる。
[PR]

by byogakudo | 2009-06-15 13:22 | 読書ノート | Comments(0)


<< 映画「私は猫ストーカー」余波      戸板康二「小説・江戸歌舞伎秘話... >>