猫額洞の日々

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2009年 07月 03日

「久生十蘭短篇選」もう少し 他(『汚名挽回』読了)

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「映画化記念 私は猫ストーカーフェア」 神保町・三省堂本店4F
 6月26日(金)〜7月25日(土)
 

 カッコいいなあ、(どうやったら真似られるかなあ)と賛嘆しながら
夜毎少しずつ読む「久生十蘭短篇選」(岩波文庫 09初)。


 他にも何か読んでいた筈だが__「エイブヤード事件簿 汚名挽回」
(ジェームズ・フレーザー 講談社文庫 79初 J装・小沢良吉) という
のもあったっけ。J画から予測したほどの面白みはなかった。

 大学出の当世風(60~70年代風)警視・エイブヤード氏が、
あんまり魅力的に感じられないのが原因だろうか。
<洋服ダンスには、流行の服が並んでいる。靴は六足あり、時計は
 オメガ、万年筆はパーカー、それに自動車はオースチン一三〇〇だ。
 キッチンの棚を見れば、ワインのボトルがゆうに百本は越えていて、
 一緒に飲み食いしてくれるガールフレンドも二十人はいるのだ。>(p145)
と書かれていても、いまいちピンと来ないエイブヤード氏であった。
作者との相性が悪いのだろう。

2017年8月29日に続く~


 モーム「要約すると」は、中断しっぱなし。もう少しスピードを上げて
くれないものか。ヘンリー・ジェームズ「ゴースト・ストーリー」も途中で
違う!と止めてしまった。

 以前読んだ川本三郎「銀幕の東京」(岩波新書)を拾い読み。改訂版が
出るときには、ぜひ「私は猫ストーカー」も加えてもらいたい。今日の
東京新聞夕刊での紹介記事は、川本三郎なのかしら?
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by byogakudo | 2009-07-03 19:24 | 読書ノート | Comments(0)


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