猫額洞の日々

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2009年 10月 09日

青山墓地周囲を一周する

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 体調がすっきりしないので、今日こそ歩こう。遠出すると帰りのへたりが
案じられるので、地下鉄大江戸線を青山一丁目下車。

 外苑東通りを都営青山一丁目アパートあたりで曲がってみる。南青山
一丁目広場という公園にぶつかる。あまり整備されすぎなくて、はらっぱ
みたいな感じがとても素敵だ。周りに高い建物が少なく、空が広い。
 ぽつんと残されたはらっぱに、ひとがちらほら散歩していたり、犬を
運動させたり、猫にも遇う。東京はきれいだ。

 煉瓦の建物はなんだろうと道を渡ったら、乃木邸の馬小屋だ。
黒く塗られた旧乃木邸は、外から覗けるように建物の周りに一周コースが
設けられているが、個人住宅なのに、なんでこんなに暗いのだろう?  
 凶事があった家というだけでなく、掲示板によれば、フランスの軍隊宿舎を
参考にして建てた、とある。ストイックにもほどがある。
 庭のすみっこに外猫用の小屋が作ってあった。入り口にはヴィニル傘が
差しかけられ、発泡スチロール製キャットハウスは赤煉瓦柄にペイントされて
いる。

 乃木坂は、むかしは何もない坂道だったけれど、変ってしまった。30余年も
経てば当然ではあるが、これが元防衛庁跡? 「東京村起こし」みたいなビルが
建っていて、風景は西新宿や中野坂上と変らない。
 外苑東通りを六本木交差点に近づくにつれ、殺伐たる空気が押し寄せる。
交差点は、もはや御徒町気分である。ここまで荒れ果てるものか。
 殺風景を眺めながら少休。

 龍土町や星条旗新聞社を過ぎて、外苑西通りを歩く。どこまで歩いても
青山墓地が続くような気になる。へたって来たので、もう一度休憩。

 車道端に坐っているひとがいる。視線の先には並木と、その奥に絵画館。
絵画館に夕日が沈もうとしているパースペクティヴを、水彩で描いている。

 また青山一町目駅から地下鉄で戻る。大江戸線は地下深いので、
プラットフォームにたどり着くまで、迷路を歩いてるみたい。
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by byogakudo | 2009-10-09 19:58 | 雑録 | Comments(0)


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