2009年 11月 09日

The Only Ones live @新宿ANTI KNOCK '09/11/08

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 昨日も失礼いたしました。部屋に戻ったら11pmを過ぎている。
なんという夜更かし!

 4時間立ちっぱなしでliveを見た。椅子席のあるホール公演でないと
もう無理だ。今日はふたりともガタガタ。第三腰椎骨折経験者・Sと
あと少しでギックリ腰になるところまで行ったわたしと、ふたりして
何を無茶しているのだろう。

 それでも生きている間にライヴが見られるとは思っていなかった
Peter Perrettのあの声が聴けて__あれを劣化させてゆくと最果てに
ベッカムが待っているような、そんな質の声だ。__、動いている様子が
見られた__ノートルダムのせむしネズミ男みたいに華奢で真っ白で
可愛かった。__のだから、翌日の不調なぞ、当然のおまけである。

 開演を待っている間中、なつかしい70~80年代の音が流れている。
Joy DivisionにNicoにPatty Smith、Television・・・1980年からだって、
もう30年くらい経ってしまった。

 100人以上は入っていただろう。壁際や奥にベンチがあるが、来たから
には、やはりちゃんと見たいので、ずっと立ったまま。
 ステージ前に押しかける元気はないので、一段高くなったフロアから
見ていた。

 開演前の印象は、近頃の若い(といっても20~40歳くらいが多そうだ。)
ひとはおとなしい。エネルギーの質が80年代以降変ったから、そうもなる
だろうが、特に若い男性に、暗く自閉的な感じがある。
 ライヴが始まってしまうと、とても水いらずな、いえ、intimateな空間に
なり、雰囲気のいい会場になった。

 最初にパディの新バンドが一時間ほど。会場の女の子から「パディーさんッ!」
の声がかかり、かけ声なら「パディッ!」のひとことだろうと、団菊じじいめいた
ことを思う。
 The Only Onesのときはさすがに「ピーターッ!」である。こちらは後半の
リクエスト時間の方が長い、2時間くらいのパフォーマンス。

 ロックは、ひとつの古典芸能になったという感想もあるが、形が決まりそうに
なると、ピーター・ペレットの声の揺らぎがそれを壊す。
 ロンドンの音を聴いた一夜だった。長生きは悪くない。(こともある。)
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by byogakudo | 2009-11-09 16:29 | アート | Comments(0)


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