2009年 11月 20日

「地球 時の煌めき 廣瀬久也展」へ

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 神保町古書会館の帰り、恵比寿に廻る。ギャラリーMalle
開催中の(22日・日曜日まで)廣瀬久也氏の写真展に行く。

 鉄板の上や、鉄の楔とともに置かれた繊細なレースの写真である。
写真は印画紙ではなく、アルシュ水彩紙や、栖鳳紙という和紙に
プリントされている。

 写真面よりやや小さいパネルに写真が貼られ、壁面から浮いた
感じで展示される。アルシュ紙の不揃いな裁断面(耳)が面白い。

 カラーがほとんどだが、1点だけモノクロームがある。ちょっと
メイプルソープを思い出す写真だ。
 白い薔薇が三輪、それを下から支え持ち上げるように白いレースが
置かれている。天使が翼を広げて三位一体の薔薇に仕えているかに
見える。
 これもアルシュ紙の印刷、パネルの下貼り、黒縁の額入り。ボックス・
オブジェみたいな作りだ。
 カラー写真は額抜きで、ダイレクトに見せているが、このモノクロームは
ガラスの函内に閉じ込められるべき作品だろう。より象徴性が強まる。
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by byogakudo | 2009-11-20 19:42 | アート | Comments(0)


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