猫額洞の日々

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2009年 12月 02日

ドナルド・E・ウェストレイク「骨まで盗んで」読了

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 ウェストレイクの長篇は長過ぎるのではないかしら。巧いんだけど
近年の長ったらしいハリウッド映画(といっても90年代までしか
ヴィデオで見ていない。)に感じる不満と似たものを覚える。

 ドートマンダーが東ヨーロッパの小国の古城に監禁されたりするのは
「ゼンダ城の虜」風だし、閉ざされた教会の中では、音痴のマッド
ケミストが「ツァラトゥストラはかく語りき」を演奏する。
 エピソード満載でどれも面白いけれど、もう少しあっさりと話を
まとめてくれないかと、いまいちノレない。

 ばかばかしい話は大好きなつもりだが、イギリス系ばか話が
好きなのだろうか。
     (ハヤカワ文庫 02初 J)
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by byogakudo | 2009-12-02 19:44 | 読書ノート | Comments(0)


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