猫額洞の日々

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2009年 12月 22日

年の暮

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 今日も寒く冬めいているが、あまり歳末感は、ない。どうしてだろう。
 お隣の美鈴商店店頭に、例年通り、荒巻鮭や乾物が並び、歳末の
風物詩を見せているのに、商店街に歳末の気配がない。
 なんとなく気ぜわしさは、ある。来週になって、ようやく慌ただしく
なるのかしら。

 先日、用足しに出たとき、元松竹少女歌劇の望月典子嬢にお目にかかった。
彼女は木戸を開け、カートを押して、お買い物に出かけようとするところ。

 「あら、ご無沙汰。12月はなんだか気ぜわしくって、いやですねぇ。
よかったら、お茶でも飲んでらっしゃらない? 」
 「いえ、ちょっと用がありますので。また今度、ご主人とのなれ初めを
ぜひ、聞かせて下さいな」
 「そんな、明治(生まれ)と大正(生まれ)の話ですよぅ」

 という立ち話であったが、彼女の台詞は、初代水谷八重子の口調を
思い出して下さい。
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by byogakudo | 2009-12-22 13:01 | 望月典子・松竹少女歌劇団員 | Comments(3)
Commented by エス at 2009-12-22 23:31 x
いい話ですね。

僕は暴発寸前の12月の暮れです。
虚脱感とイラツキが同時に襲ってきた。
昔は大晦日近くには、殺気立った目をして京都やらどこやらをうろつきまわっていました。いまはそれもできねえ。
Commented by byogakudo at 2009-12-23 17:14
大晦日って、ひたすら本朝ぶりから遠ざかる方向で動いていたような
気がします。Sは、M氏の「不幸のコート」(アストラカン地)を思い出す
そうです。
Commented by エス at 2009-12-23 17:32 x
僕もM氏のその黒いコート鮮明に覚えていますよ。新宿と神戸で。

誰かさんからプレゼントを頂いたので、さっき機嫌よく目覚めました。


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