2010年 04月 14日

(3)クリストファー・プリースト「逆転世界」読了

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~4月13日より続く

 久々に最後まで裏切らない面白さだった。すばらしい。

 北へ行けば重力が増して地面の安定性が高まり、南では遠心力!が
働いて事物が歪み、時間は個人が北にいれば短くなり、南では長くなる。
 どこで過ごしたかで成熟・老化の過程が変わり、主人公の舅だった男と
主人公とは、ほぼ同年齢に見えるような変化を被る。

 最後の第四部がプロローグにつながり、「地球都市」の存在とは、
「ああ、あれね」と解る。代名詞で言うのは、それを言えばネタバレ
になるからであって、けして加齢による物忘れではありません。

 ともかく魅力的な一冊だった。
          (サンリオSF文庫 83初 J)
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by byogakudo | 2010-04-14 14:09 | 読書ノート | Comments(0)


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