2010年 05月 30日

鮎川哲也「五つの時計」半分ほど

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 こちらは初期の鮎川哲也。昭和32年というと1957年、もう戦後じゃない
とか言われ出したころだろうか。「宝石」掲載の短篇が、江戸川乱歩の
紹介つきで収録されている。
 あっ、そうか。山田風太郎にも「何か書いてくれ」と乱歩から請われた
話があった。江戸川乱歩がいろんな作家に、ミステリを書くよう勧めて
廻っていたときだ。

 日本のミステリというと都筑道夫しか知らなくて__風太郎はSF作家の
亜種としか思えない__鮎川哲也も、ほとんど名前しか知らなかったが、
初期はクロフツみたいな作家、という印象を受ける。
     (創元推理文庫 01年3刷 J)
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by byogakudo | 2010-05-30 13:07 | 読書ノート | Comments(0)


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