猫額洞の日々

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2010年 07月 19日

鮎川哲也「ヴィーナスの心臓」読了/村雨退二郎「史談あれやこれ」へ

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 収録された「悪魔はここに」も、「五つの時計」中で読んでいたが、
こちらは「薔薇荘殺人事件」ほどダイジェスト版の違和感がない。

 書いたことがないので実際のところは解らないが、想像するに、
小説にはそれぞれ必要とするボディ(長さ)がある、ということだろう。
 ああ、「ヴァーミリオン・サンズ」のパスティーシュを書きたいという
野望を、すっかり忘れていた。死ぬまでに書くのかしら?

     (集英社文庫 80年5刷 J)

 むかし読んでいるような気がする「史談あれやこれ」、やっぱり
読んでいた。
 TV時代劇で、お目見えの下働き・ねえやなんぞが、名を聞かれて、
 「お春と申します」とか答える度に、「自称するんだから、『春と申し
ます』でしょう?」と憤っていたが、知識のもとは、この本だった。
 でも他の部分は、まったく記憶がない。

     (中公文庫 84年5版 J)




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by byogakudo | 2010-07-19 14:07 | 読書ノート | Comments(0)


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