2010年 08月 04日

夢枕貘編「陰陽師☆徹底解剖」読了

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 安倍晴明ブーム(?)の頃、1999年から2000年にかけて行われた
鼎談を元にした「陰陽夜話」(朝日新聞社 01年)の改題、改訂、増補版
文庫本である。

 論理に行き詰まったから、即、オカルトに行くみたような言い方も
ちょっと目に入り、そこは賛成できないが__オウム真理教の問題を
どうするの?__、『第四章 陰陽を奏でる雅楽』は面白かった。

 雅楽の音階のシステムが説明され、それはピタゴラスの音階と同じ
らしい。星々の音が、あのバグパイプと等しく、あたしの最も苦手と
する雅楽と同じ・・・。

 神社の祭礼で流れてくる雅楽しか耳にしていないので、ちゃんと
聴いたことはないのだが、不定形の揺れる音が、弱く過敏な三半規管を
直撃しそうで、怖い。ピタゴラス音階と全く同じならば、わたしは
宇宙空間にも行けない。内宇宙だけで充分。外宇宙と違いはない、
とは思っているが。

     (朝日文庫 03初 J)




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by byogakudo | 2010-08-04 14:14 | 読書ノート | Comments(0)


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