2010年 08月 14日

殿山泰司「JAMJAM日記」「三文役者のニッポンひとり旅」読了

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 写真は、昨日の住吉神社。背後と左手を水に囲まれ、静かに在る。
鳩のいる石垣は、お隣・佃公園の石垣。

 今週の新着欄です、よろしく。
 新着欄

 「JAMJAM日記」から、もう少し書き抜く。
 1976年11月に見た岩佐寿弥・監督「眠れ蜜(みつ)」という独立プロ
作品は、三部作のオムニバス映画であるが、

<[略]オレがこの映画を見た目的は、第3話の主役をやる長谷川泰子
 さんを見たかったからである。中原中也の愛人だったとか、昭和
 初年に日活の「グレタ・ガルボに似た女」に当選したとか、今や
 伝説的ともいえる女性であるが、エクランの中の彼女は、やっぱり
 ウーン!! とうなるほどの迫力のあるオバアサンであった。>
(p168~169)

 1977年1月では、
< ビクターの佐藤邦夫さんから電話があり、[中略]
 佐藤さんと雑談してて、その少年時代の日本橋の生家の周辺には
 植草甚一、三木のり平、小林信彦の諸氏がいたんだときく。おどろき。
 日本橋というのはおかしな土地だな。谷崎潤一郎も生んでいる。>
(p207)
           (96初 J)

 「三文役者のニッポンひとり旅」は、1971年から72年にかけての、
日本各地の旧遊郭跡レポート。虚実とりまぜ、読者の想像に任せているが、
地方の衰退は、もうこの時期から始まっているような感じだ。

 『6 宇部のストリッパー』では、
< 新天町のスナックへ入る。やっぱりトシやわい。ああくたびれた。
 大柄などうでもいいような娘ッ子がカウンターの中にいた。ミニ
 スカートの下のハッと息をのむようなデッカイ足。ミニが発明されて
 以来、オレは女のウシロ姿を見るたびに、大名行列の供奴がチラチラ
 してしようがない。>(p74)

 その後、殿山泰司と供奴嬢との間に、「ファイブ・イージー・
ピーセス」で、ジャック・ニコルスンとカレン・ブラックの間に行れた
「抜きのハンバーガー」問答のイチゴミルク版、が交される。
          (2000再 J)




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by byogakudo | 2010-08-14 14:55 | 読書ノート | Comments(0)


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