猫額洞の日々

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2010年 08月 20日

小石川植物園〜よみせ通りー谷中銀座へ

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 あんまり暑くない。義母を誘って小石川植物園へ。

 正門から続く、あの急な上り坂、大丈夫だろうかと案ずるより産むが易し、
カーヴしながら上って行くので、なんとか頂上に(と言いたくなる)到る。
 受付には「熱中症に注意」の掲示あり。こまめにのどを潤しながら、散策
する。柴田記念館をのぞき、非公開の温室前の道でベンチに休む。
 蝉時雨に打たれる。風が吹くと気持ちがいい。大樹のにおいも、いい。
義母は、こんなに鬱蒼とした森林公園風とは、思っていなかったようだ。

 小石川養生所の井戸脇を辿り、和風庭園の方へ。ここが難所。腕を貸して
ゆっくり慎重に降りる。和風庭園までは距離があるので、今回もパス。向っても
良かったのだが、分館の出口専用門から、すんなり外に出られるのかしら。

 少し休憩してから、よみせ通りー谷中銀座へ。前に来たときは愉しそうに見えた
谷中銀座だが、比べると、よみせ通りのやや沈んだ空気に軍配が上がる。
 寂しい風景が好き、という理由もあるけれど、谷中銀座の観光地臭__失礼な
言い方だ__が、ちょっと気になる。観光地化しながらでもないと、ありふれた
個人商店が並ぶ商店街なぞ維持できない現今なのは、月島のもんじゃストリートや、
TVドラマの背景として使われる川島商店街を思い出しても、よく理解できるのだが。
 チェーンでない、個人経営の小さなお店であり続けてくれと、外部の者が望むのは、
まったく今の経済状況を無視した言い種である。

 でもねえ。日本中、いや、世界中そうかもしれない、チェーン店ばっかり並んで
いると、散歩したくなくなる。

 あっ、そうか。たんにぶらぶら散歩するだけで、地元にお金を落とさない連中を
排除するために、もしや世界戦略的に商店のチェーン化が押し進められているのかしら。
 買い物はインターネット通販でさせ、外に出たからには、イヴェント化した場所
(なんとかランドの類い)に誘導され、消費させる、という経済システムに従いなさい、
ってことかしら。

 消費は、世界経済を維持するために義務づけられた行為である。つまんないの。
貧乏臭くってさ。




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by byogakudo | 2010-08-20 20:02 | 雑録 | Comments(0)


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