猫額洞の日々

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2010年 10月 12日

シオドア・スタージョン「時間のかかる彫刻」を再読中

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 荷風とSFは相性がいい。交互に読んでいると脳の塩梅がよくなる。
誰にでもお薦めとは行かないでしょうが、騙されたと思って、一度
試してみませんか? Sやわたしには効きます。

 但しこれはモノがスタージョンだからかもしれない。一読したときより
もっと愉しく「時間のかかる彫刻」(創元SF文庫 2006再 J)に取りかかって
いるが、『ここに、そしてイーゼルに』なんぞ、スタージョンの変人ぶりが
すばらしい。

 絵描きに置き換えて、書けない作家がスランプを脱出する様子が
描かれる。絵描きは妄想の中で囚われた騎士に変貌し、ファンタス
ティックな冒険をするが、現実の絵描きも騎士の行動とシンクロして
ハッピーエンドを迎え、作家の創造プロセスが窺えるという構造である。





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by byogakudo | 2010-10-12 15:16 | 読書ノート | Comments(0)


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