猫額洞の日々

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2010年 10月 17日

スタージョン「時間のかかる彫刻」読了・五人づれ「五足の靴」1/2

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 写真は東大駒場・一二郎池。


 ラファティ風の馬鹿話「<ない>のだった__本当だ!」が好き。
 トイレット・ペイパーなど、ミシン目のある紙を引き裂くとき、
よくミシン目以外の部分を破ってしまう事実から発明された、<ない>
性質を利用した、驚異のエコ技術をめぐるコメディだ。阿呆らしさが
すばらしい。

 シオドア・スタージョンの恋愛観(恋したと気づいたら、それは
いつも初恋。恋が終わるときは、いつも辛く苦しい。)とコメディ・
センスが両方味わえる短篇集である。
     (創元SF文庫 06再 J)

 「五足の靴」(五人づれ 岩波文庫 07初 J)は、「明星」の五人
__与謝野寛・北原白秋・平野萬里・太田正雄(木下杢太郎)・
吉井勇__による紀行文集。
 明治40年というと、1907年? その当時の九州に残る南蛮文化の
跡や阿蘇山・柳川風景が、執筆者は匿名のまま綴られる。
 本にするとき誰がどこを書いたか記してくれればよかったのに。

 交通事情が今とは全く違う、楽ではない行程だが、毎日、精力的に
動いている。五人とも20~30歳代とはいえ、タフだなあ。





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by byogakudo | 2010-10-17 13:52 | 読書ノート | Comments(0)


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