2010年 10月 20日

荷風とコナン・ドイルを併読中

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 「日和下駄」の深川の項を読んでは地図を見直して、六間堀って
もうないのねと思ったり、中洲がまだ埋め立てられていないから、
佐藤春夫の「美しい町」も構想されたのだと思ったりする。
 そして、「ドイル傑作集 5 恐怖編」(コナン・ドイル/延原謙訳
新潮文庫 65年4刷 帯)を手にして、『大空の恐怖』p14に紙片を
はさむ。

<危険がこわけりゃ航空なぞさらりとやめちまって、どてらにネルの
 スリッパという生活に甘んじるがよいのだ。>

 この翻訳はいつ頃だろう? 「どてら」はドレッシングガウン
かなと見当をつけ、他の翻訳小説を思い出して、それを捜す。

 相良守峯編「ドイツ短篇集」(河出市民文庫 53初)のシュニッツラー
『妙な女』だ。
< アルベルトはやおら起き上って、どてらを引っかけ、二足三足
 窓ぎわに歩み寄った。>(p101)

 夜毎、重箱の隅で鬼の首狩り。





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by byogakudo | 2010-10-20 14:18 | 読書ノート | Comments(0)


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