2005年 10月 09日

朝刊の広告によれば/(2)「分解された男」読了

河出文庫から、澁澤龍彦編集「血と薔薇」第一巻が出る。すごいなあ。古書価格は
どうなるだろう? 文庫版だから影響しない? わからない。オリジナル版型で復刻
するより、文庫の方が売れるかしら、やっぱり? 
 
 復刻版はむずかしい。同じ版型、印刷のトーンもそっくり、紙質も近づけて、でも
何かが決定的にちがう。「ひまわり」復刻版はよくできているが欲しいと思えない。
見ても触っても嬉しくない。テイストが違っていて、愉しめないのだ。
 もっとも、復刻版が正解な場合もある。松崎天民「銀座」を文庫で読んだが、
すかすかな印象だった。安藤更生「銀座細見」は文庫でも伝わってくるけれど
(もし今、ちくま文庫あたりで出してくれるなら、きっと写真頁も復活されると
信じるが)、「銀座」は装幀が愉しい復刻本で読むべきだろう。(わたしがお金持ち
だったとして、オリジナルで欲しくなるかなあ?)

~10月8日より続く

 「分解された男」読了。サイキック・アクションSFとでも言えばよいかしら。
ヴォークトを思い出させるけれど、あんなに話が飛ばない。その分、ハリウッド映画
ぽい予定調和という欠点にもなる。でも面白かった。
 2-3日前に常盤新平「グラスの中の街」(文春文庫 87初)、もっと前に東海林さだお
「ショージ君の東奔西走」(文春文庫 82初)も読んでいた。


本・読書ランキング[人気blogランキング]へ
[PR]

by byogakudo | 2005-10-09 13:37 | 読書ノート | Comments(0)


<< 新しい項目      追加訂正/(1)「分解された男... >>