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名前は昔から知っていたが、読むのは初めての片岡義男、成瀬巳喜男
作品に沿って語られる昭和30年代である。
読み始めて、なんと言えばいいだろう、ショッてるなあとか厚かましいと
言われそうだが、身に覚えのある文体で、そこにまず驚く。読んだことない
のに、彼の文体に影響を受けていたなんて、あり得るだろうか?
たぶん、疑問形の続け方や現在形の多用に、身に覚えを感じたのだろうが、
妙な気持ちになる。あんなに細かく分析できないが、見えるもの・読み取れる
ことに対する態度に、もしかして似た気質でもあるのかもと、昨夜は思う。
70年代風感受性ということなのかしら。よくわからない。不思議。
(草思社 07初 帯 J)
11月3日に続く~
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