猫額洞の日々

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2010年 11月 06日

はなればなれに(?)

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 昨日は失礼しました。

 まず、今週の新着欄です、よろしく。
 新着欄

 年がら年中、店でふたり、出かけるときもふたり、飽きもせず
一緒に過ごしているが、昨日は違った。
 わたしは義母に頼み事があって彼女の住まいへ、Sは友人・Lに
頼まれ事があり駒場東大前へと、別行動した。

 義母とふたりで中野駅南口に行く。頼み事を済ませてから駅前の
マックでおしゃべり。もっぱら戦後の彼女の生活ぶりを伺う。

 義母がいかにして、戦後初の東宝入社試験に合格したかの話が
おかしかった。役者(ニューフェイス)部門と事務職と両方の募集を
新聞で知った彼女は、就職難にも係らずすでに一社決まっていたのに、
東宝=映画がタダで見られる!?と、親に黙ってひとりで入社試験に
赴いた。ニューフェイスとして三船敏郎等が入社した年である。

 「学科試験の出来は悪かったと思うの。でも面接があるでしょ。
川喜田かしことか、お偉方がずらっといる前で、なんだか滔々と映画に
ついて喋ったみたいなのよ。
 カラーよりもモノクロのうつくしさに惹かれるだの、東宝はPCLの
時代から見てるだの、斎藤達雄のコミカルでモダンなところが好きだの、
喋ってたと思うの」
 17、8の少女の熱烈な映画愛が認められて、入社できたのだろう。
決まってから親に事後承諾を求めたら、芸能界ではなく事務員だから、
まあいいでしょう、ということになったそうだ。

 SはLとふたりで旧前田侯爵邸へ。土日しか中に入れないのが、文化
週間(?)とかで、金曜日なのに入場できた。スナップ程度なら写真も
撮れると言われ、撮りまくってきたようだ。陽射しがよくて、いい
撮影日和だ。
 ヒマラヤ杉が、秋めいた薄いブルーがかった緑色になっていたと言う。

 おしゃべりしてたら4時を回っている。三人でお夕飯しましょうか。
だが、ただひとりの携帯電話保持者・義母は家に置き忘れている。
 Sと前もって、義母宅か店か自宅かにお互い電話する手はずだった
ので、まず義母と店に行く。

 自宅にかけるが出ない。Lの携帯電話にかけると、さっき別れたらしい。
Sは公衆電話を見つけて、上記三カ所にかけたようである。いい加減、
わたしたちも持つべきだろうか?

 無事、落ち合えて三人で夕食。






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by byogakudo | 2010-11-06 14:09 | 雑録 | Comments(0)


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