猫額洞の日々

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2010年 11月 09日

フィリップ・K・ディック「ティモシー・アーチャーの転生」読了

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 物語の話者を、(男にとっては)他者である女性にしたことで、
ティモシー・アーチャーの変転する神学思考の輪郭があらわになり、
読者に開かれたものとなると同時に、輪郭線の太さのせいで、隠されて
しまう部分も発生するのではないか。
 わかりやすさに潜むワナを発見するためには、「ヴァリス」と
「聖なる侵入」をまた読み直さなくてはならない? やるのかなあ?
 
     (サンリオSF文庫 84初 J)

 鈴木創士氏のサイトで知った、「ジャン=ピエール・デュプレー
黒い太陽」(星埜守之 水声社 シュルレアリスムの25時 2010初
帯 J)が届いた。このシリーズはどれも魅力的で気になっていたが、
全巻揃えようなんて野望が起きそうで、手を出すのをためらっていた。





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by byogakudo | 2010-11-09 13:56 | 読書ノート | Comments(0)


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