2010年 11月 26日

浅草界隈

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 寒くなるばかりだから、義母を誘って駒場辺りへと電話したら、風邪気味
とのこと。Sが急遽、散歩地を考える。金龍山浅草寺に近づこうということ
になった。

 地下鉄大江戸線・新御徒町下車。三筋通りや元浅草を歩いて、田原町へ。
極力、蔵前散歩で歩いた以外のところを歩こうとするが、却ってむずかしい。

 たしか、お師匠さんは田原町出身ではなかったかしら。協立書店とかいう
新刊書店があった。お師匠さんから譲って頂いたOndori MYSTERIESの
見返しに、<書籍一般 協立書店 国際劇場正面入り通り>とシールが
貼ってあったのは、ここの前身だろうか?

 ふーん、これがかつての浅草六区かと、お上りさんする。頭の中では、
映画館の幟旗が林立し、犇めきあう雑踏の写真を思い出している。

 花やしき裏(横?)から見えるのが浅草寺だろう。駐車場近くの小さな床屋と
古着屋の続き具合にうっとりする。

 浅草寺はにぎわっている。ほとんどが外国人だ。あれが雷門で、仲店通りが
続くのね。
 西の東京出身のSは、初めての浅草寺。九州出身のわたしは、6歳のとき
来た記憶がある。参道にお土産品を並べた仲店通りを、うっすら覚えている。
たしか露店だったような気がするけれど。

 仲店より伝法院通りがよかった。義母が欲しがりそうな色合いのニット製品の
お店や、桐の小間物ばかり売っているお店(床店というのかしら?)、古本屋も
ある。「地球堂」だ。
 「隅田川とその両岸」が6冊あった。いつか全9巻揃いを手に入れて、枕頭の書
にしよう。買ったのはケストナー「消えうせた密画」。1980年刊なので、真鍋博の
ジャケット画のまま。

 浅草と大江戸線とは連絡が悪い。一駅、地下鉄に乗っても、蔵前は遠い。結局、
夜の(5pmはもう夜だ)大川端を蔵前まで歩く。舫っている屋形船や、意外な
速さで川下に向う屋形船を見る。
 満ち潮で、川が岸に近づいている。暗い中、潮の匂いと波の音を聞いていると、
川の存在が強く感じられる。





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by byogakudo | 2010-11-26 20:07 | 雑録 | Comments(0)


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