猫額洞の日々

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2010年 12月 03日

旧前田侯爵邸〜東大駒場

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 写真は、入船の路地。

 義母と三人で旧前田侯爵邸に行く。こんなに風が強いとは。
 月火以外は、中が見られるようになったおかげである。昭和30年代は
お化け屋敷のような有様だったと聞くが、かつてのうつくしさを偲ばせる
までに戻せてよかった。

 1階はパーティ等の公式行事に使われ、2階は夫妻や子どもたちの部屋と、
私的な空間になっている。予算が潤沢なら、3階の召使い部屋や地下の
たぶん厨房設備辺りまで、全館公開にしてもらいたいところだ。迷路度が
ますます増大するが、それだけ愉しい。

 辻原登「抱擁」は、ほんとによく、館の迷宮性を活かしている。(自分の
ブログに飛ぶのは、あつかましい所行だけれど、当ブログの正式タイトルは、
「猫額洞の日々__あるいは安心して忘れるために」なので悪しからず。)
 うつくしい館に主人たちが暮らしたのが10年くらい、というのも哀切である。

 三人各自、住みたい空間を言う。義母は2階奥の和室、Sは「集会準備室」と
プレートのある白いペンキ塗りの小部屋、わたしは・・・階段下のアルコーヴ
がいいかな。

 義母は日本民藝館が好きだろうと思って寄ってみたら、臨時休館だった。
近くの喫茶店で休み、東大駒場を散歩して戻る。





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by byogakudo | 2010-12-03 19:24 | 雑録 | Comments(0)


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