2010年 12月 11日

ロナルド・ノックス「消えた死体」を読みながら関口良雄「昔日の客」読了

e0030187_13223785.jpg









click to enlarge


 今週の新着欄です、よろしく。
 新着欄
  

 復刊されたときに読んだ筈だけれど、まったく覚えていない!
唖然とするほど記憶がない。p12で「インディスクライバブル保険会社」
の名前が出てきて、ようやく、読んでる筈だと確信するも、話の流れが
ちっとも思い出せない。(そもそも、こんな話だったのか?!)
 すさまじい忘却力である。あーあ。

 スコットランドの荘園が舞台なのも、もちろん忘れている。保険金
支払いのための調査に名探偵が派遣されるが、
 <「[略]ロンドンに警視庁(スコットランド・ヤード)があるんだから、
 エディンバラにはイングランド・ヤードとでもいうところがあるかな。
 [以下略]」>(p48下段)なんてギャグを覚えていてもよさそうなものだ。

 ここまで忘れるのなら、読まない方がよほどまし・・・ではない。
読まずには、夜落ちついて眠れない。何かに祟られてるんだろう。
     (創元社 世界推理小説全集40巻 58初 函)

 「昔日の客」を手にしたら、つい読み進み、読み終えた。正宗白鳥
夫人の変人ぶりが面白かった。Sやわたしは古本屋じゃないな。
     (夏葉社 2010再 帯)


 TVニュースで電子書籍の話題がかまびすしい。村上龍の新刊電子書籍
には坂本龍一の音がついているそうだし、平野啓一郎まで、
 「本を気軽に手に取ってもらうために」とか言っている。

 快楽としての読書しかしてないので、いまさら「気軽に」って
言われてもわからない。
 「わかりやすく」とか「気軽に」「手軽に」の標語のもと、どれだけ
日本語が貧弱になり、アタマが貧相になってきただろう。

 鳴り物入りの本なんか読みたかないし、イラスト満載のライトノヴェル
にも関心がない。せっかくの文明の利器も、縁なく過ごすのかしら。
 個人用の電子書籍を作るために、オブジェとしての本を裁断して
スキャナにコンテンツ(!世も末だ!)を吸い取らせる、だって。
 もういい。本の山に頭をぶつけて死んでもいい。





..... Ads by Excite ........
[PR]

by byogakudo | 2010-12-11 13:10 | 読書ノート | Comments(0)


<< ロナルド・ノックス「消えた死体」読了      三人で浅草へ >>