2010年 12月 20日

サイモン・ブレット「ダイエット中の死体」「死体つき会社案内」/D・マクダニエル「ソロ対吸血鬼」読了

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 読んだら忘れる頼りないアタマが情けない。どこまで思い出せることやら。

 <ミセス・パージェター・シリーズ>は、現代の妖精譚だ。未亡人、ミセス・
パージェターなる善良な仙女が、亡夫の手下だった有能な妖精たちの手を借りて、
詩的正義を実践するお伽噺。
     (サイモン・ブレット「ダイエット中の死体」 HPB 94初 帯)

 <チャールズ・パリス・シリーズ>である「死体つき会社案内」は、ややハード
ボイルド系。アル中で女好きな売れない俳優、チャールズ・パリスが出くわした
事件の謎を、自分が納得するために解決しようとする。
 いつか畢生の大作を書くつもりだが、書くのはTV向けシナリオばかりの脚本家との
馬鹿話の応酬が愉しい。底に苦みが流れていて、こちらのシリーズの方が、好みに
近いかもしれない。
     (サイモン・ブレット「死体つき会社案内」 HPB 94初 帯)


 なんでそんなものを読む、と言われそうだが、物好きでD・マクダニエル「ソロ対
吸血鬼」(HPB 77初 TVシリーズ・カヴァ付き)も読んだ。TVはもっと愉しかった
ような記憶があるが、静々と1960年代の吸血鬼譚が語られる。ナポレオン・ソロと
イリヤ・クリヤキンとの軽口のやり取りが、もうちょっとハズんでもよさそうな。





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by byogakudo | 2010-12-20 12:21 | 読書ノート | Comments(0)


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