2011年 04月 25日

「現代恐怖小説集 1 十三階の女」「影なき男」読了

e0030187_13132385.jpg









click to enlarge


 何もないときに少しずつ読んでいた「現代恐怖小説集 1 十三階の女」(HPB 63初)、
既読のスタージョン「熊人形」がやっぱり飛び抜けてすばらしく、あとは、いま読んで
面白がれるものが少ない。
 アンソロジーがすべて、「マッド・サイエンティスト」(創元推理文庫SF)クラスの編集
だったら、すごいけれど。

 あれが出て来なかったら未読なんだがと思いつつ、「影なき男」(ダシェル・ハメット
HPB 83年3版 フェア帯)、読了。

 <粉つぽい青色のスポーツ着をきた>(p9上段)って、パウダー・ブルーのこと
だろうなとか、<[注: ピストル目がけて投げた枕が]一枚の薄葉紙(うすようし)
みたいに、空中をふわりふわりと漂(ただよ)つていた。>(p35上段)__ああ、
なつかしい「薄葉紙」とか、どうでもいい細部を楽しみ、ほとんどおしゃべりだけで
進行する事件を追っていたら、終り近く、p181上段で、あれが出て来てしまった。

 <「[略]ラリーがオズグッド・パーキンズの新しいショーを観にゆこうつていうのよ。」>
アンソニー・パーキンスの父・オズグッドの名が、あれ、である。文庫本でたしかに
読んでいる。話はなんにも覚えちゃいないから、いいようなものだけれど、何の記憶も
ないのが恐ろしい。





..... Ads by Excite ........
[PR]

by byogakudo | 2011-04-25 13:08 | 読書ノート | Comments(0)


<< みれん      けがの功名 >>