2011年 05月 08日

香山リカ「私は若者が嫌いだ!」読了

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 友だちからもらった香山リカ「私は若者が嫌いだ!」を何となく
手にして読む。近年(2000年代初め、2008年頃まで)の若い衆の
訳の解らなさリポートだった。もっと分析的かと予想していたが。

 古本屋に来る若い方しか接触がないので、よく知らなかったけれど、
そんなに若い人々が人間離れしているとは。

 なに、学校がサーヴィス業? あれは世の中とつき合う前の訓練
機関じゃなかったの?! 好きとか嫌いとかじゃなくて、生まれて
しまったら世の中とつき合わざるを得ない。学校は、近代になって開発
された強制的な社会参加システムだから、否も応もなく行ってるだけの
ところだと思っていた。月に一回くらい、自主的に不参加して心身の
バランスを取っていたが、不登校には至らなかったし。義務教育以降は、
合わなければ止めればすむところだ。

 なになに、<実家が裕福ならばそのことによって与えられる環境を
「当たり前と思う」のは当然で、その水準を保ちたいと思うのも
「仕方ない」と言う>(p59)のか!
 近頃のTVで見かける、自他称・お嬢さまに違和感を覚える__
ちっとも育ちよく見えない。下衆ばってるとしか見えない。みんな
故ダイアナ好きに見える。__のは、そういう理由だったか、なるほど。
     (KKベストセラーズ ベスト新書 08初 帯)


 いつだか、バスの中に女子中高生が乗り込んできた。いちおう抑えて
振舞っているけれど、それでも彼我の潜在的エネルギーの差は歴然たる
ものだった。
 未来は他人のもの、過去は我らのもの。





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by byogakudo | 2011-05-08 19:09 | 読書ノート | Comments(0)


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