2011年 07月 09日

ドロシイ・セイヤーズ「忙しい蜜月旅行」半分

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 今週の新着欄です、よろしく。
 新着欄  

 梅雨らしくなかったのに、梅雨明けですって。今度は酷暑+水不足、
なんてことになるのだろうか。

 「毒」で、殺人事件の被告と弁護者として知り合った二人が、事件の
七年後に結婚した。時間がかかったのは、彼女が自立した性格だから。

 結婚に至る前段が描かれ、新聞沙汰を避けた結婚式を無事に挙げ、
ピーター卿の従者と三人で田園地帯の新居に向い、そこで前住者の
死体が見つかるまで、上下段・全428頁の1/3を要する。

 作者もミステリよりロマンスが分量的に多いのは認めているが、大人の
恋人同士が結婚という日常をともにする関係で、少しずつ相手に対する
理解を深め、互いに歩み寄るプロセスがよく書かれている。__なんて
言っては作者に失礼だ。どうやって褒めればいいんだろう。

 捜査にやって来た地元の警部とピーター・ウィムジー卿夫妻との、古典
文学引用合戦みたいな会話とか、寄り道をいっぱいしながら、それでも
謎解きは続くようである。半分まで来て、殺された男が業突く張りだった
事実が、またひとつ明らかになった。

 新着欄に出しちゃったので、読み終えてからご注文を頂けると嬉しいです。
急いで読み終えますので、よろしく。(文庫化されてるので、まず大丈夫と
思って読み出した。)

     (ドロシイ・セイヤーズ「忙しい蜜月旅行」 HPB 58初)





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by byogakudo | 2011-07-09 12:47 | 読書ノート | Comments(0)


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