2005年 10月 20日

昨日に追加訂正

 昨日の川村二郎?評論集について、もしかして確認が取れるかも知れないと思い、
友人に連絡しているところ。彼も覚えていない可能性もあるけれど、もし詳しいことが
解ったら書きます。

 ペーパームーンのヴィスコンティは目録08aに入れました。

 気がつけば近頃、短篇ミステリをよく読んでいる。「詐欺師ミステリー傑作選」
(小鷹信光編 河出文庫 90初)の次は「銀座ミステリー傑作選」(三好徹他 河出文庫
87初)と。どちらも気持よく読める。

 詐欺師の話は大抵ほほえましい。その努力をカタギの仕事に向ければ、結果的に
もっと稼げるのではないかと思われるのが現実の詐欺事件だが、物語の中の
詐欺師たちも努力の人だ。涙ぐましい。
 似たようなことでも国家や大企業が手がければ、バックに信用があるということで
国家的事業なり経済行為と認められるのに、フリーランスの個人や小人数で行うと
犯罪に問われるのは、不思議である。
 国だって信用を失えば通貨危機に陥り、その時点では国が偽札を発行しているに
等しい状態になっているというのに、不公平な気がする。

 「銀座ミステリー」は巻頭の横溝正史「銀座小景 或は、貧しきクリスマス・
プレゼント」がよかった。ミステリーではなく戦前の銀座スケッチ。
 できたての「新青年」増刊号を持った横溝と水谷準が、カフェ・ライオンの窓辺で
銀座の夜店の様子を見ながらの話で、きっちりクリスマス・ストーリーになっている。


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by byogakudo | 2005-10-20 14:58 | 読書ノート | Comments(0)


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