2011年 11月 17日

横溝正史「殺人暦(ごよみ)」も読んでいる

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 戦前(1931年から1933年にかけて)に書かれた中短篇集なので
風俗描写が面白いかもしれないと、読み出したが、短篇「恐怖の
部屋」は道具立て(ニュルンベルクの鉄の処女)に頼ってるだけだし、
中編「殺人暦(ごよみ)」は展開がまだるっこしい。
 何かひとつでも面白がれれば、それでいいのだが。

 「殺人暦(ごよみ)」で、登場人物の服の説明がよくわからない。
ハンサムな青年紳士の服装だが、
<ビロードのセミドレスに黒い蝶型(ちょうがた)のネクタイを結んだ
 ところは、大政治家の令息というよりも、芸術家と言った方が
 ふさわしい風貌(ふうぼう)である。>(p35)

 ビロードのセミドレス? ボウタイを結んでいるし、短めのヴェルヴェットの
上衣かしら? それとも、セミは上衣の丈ではなく、セミフォーマルの意味
だろうか。

     (角川文庫 1978初 J)





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by byogakudo | 2011-11-17 13:51 | 読書ノート | Comments(0)


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