猫額洞の日々

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2012年 02月 02日

電子書籍__はてね

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 いつぞやTVで電子書籍の近況を語っていた。こんなに変りましたよ、
という例が紹介された。

 電子書籍で小説を読みながら、頁脇にあるマークをクリックすると、
その本を読んだ人の感想文が出てきたり、自分の感想をその場で書込め
たりして、今や読書はみんなで分かち合える、双方向的な体験になって、
すてきでしょ?!と言うことだったが、どうすてきなのか素晴しいのか、
ひとりで黙って本に没頭したい奴には面白さや魅力が伝わらない。
 大きなお世話だ。気色悪い。こんなセンスでは、今回もまた、日本での
電子書籍の普及は失敗するんじゃないか。失敗に終わってくれ。

 IT系のひとたちの語り口には、コンピュータ性善説が根強く巣食っている
ように感じられる。あの楽天性がどうにも理解不可能だ。
 新しいのが良いことで古いのは悪いことである、という明治以来の日本的
価値判断の錯誤の歴史は連綿と続いている、ということか。





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by byogakudo | 2012-02-02 12:04 | 雑録 | Comments(0)


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