猫額洞の日々

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2012年 02月 04日

ジャック・フィニイ「完全脱獄」読了/村岡實「日本のホテル小史」へ

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 今週の新着欄です、よろしく。
 新着欄 

 ジャック・フィニイ「完全脱獄」は、一種のカインとアベルの物語だけれど、
温厚なアベルも、あまりな仕打ちに耐えかねてカインに反撃するばかりか、
兄の恋人まで奪っちゃう、というおはなしで、サンクェンティン刑務所の
囚人の一日や看守の日々も知ることができる。
 __我ながら、相変わらずの実も蓋もない要約だ。子どもの頃「リーダーズ・
ダイジェスト」を読んで、どこが面白い本なのか理解できなかったっけ。

 アベルは実際はもっと悩むと思うんだけれど、脱獄したり、いろいろ忙しい
ミステリだから、彼の悩みを丁寧に描くゆとりがなかったのだろう。そこらは
ストレート・ノヴェルに任せようということかもしれない。
 刊行時に読んでいたら、もう少し違った感想になった、だろうか?

 同じ監房の囚人が野良猫をかわいがるシーンがよかった。ジャック・フィニイも
猫飼いかしら?

     (ハヤカワ・ミステリ文庫 1980初 J)

 昨夜から村岡實「日本のホテル小史」を読み出す。当時の現役ホテルマンが
書いているが、ホテルに対する愛が感じられて、気持ちよく読める。
     
     (中公新書 1981初 J)





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by byogakudo | 2012-02-04 14:01 | 読書ノート | Comments(0)


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