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調べ魔のお客さまがいる。彼によれば、公営(都営)の火葬場は
都内に一カ所しかなく、ほとんど全部が「博善社」系である、と。
つまり木村荘八のパパ、「いろは牛肉店」チェーンによる火葬場
経営がいまだに続いている、ということだ。
町や街で生まれ育った木村荘八が、なぜ戦後、桜並木や小川の
流れる、杉並は和田堀村に暮らすようになったのか、「国破れて
山河あり」の境地で、彼の地を選んだのか、歳を取って自然に
目覚めたのか、などと想像していたが、木村荘八終焉の地の近くには
「博善社」が今も在る。
旧居は「博善社」所有の土地ではなかっただろうか。
木村荘八の伝記や年譜を調べれば、経緯が書いてあるかも知れないが、
今日、お客さまのひと言で、ハタと気づいたので書いておく。
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