猫額洞の日々

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2012年 03月 06日

シャーロット・ジェイ「死の月」半分/鈴木創士氏のコラム

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 一昨日の日本版「ヘアー」、間違っていましたので訂正しました。

 彼らの写真はないのかしら。web上にあれば、それは存在している
ことになり、なければ存在しなかったことにされる近頃だ。
 「イーディ」+「幕末百話」の書き方で、あのころと人々を記録して
おきたい、と野望を抱く。多少なりとも接点があった出来事や人々に
ついての、ごく内輪の限られた話になるが・・・彼らには却って迷惑な
ことだろうか。
 「僕が存在してたなんて、誰にも言わせない」と、自らの墓碑銘を
述べるような彼(ら)のことだから。


 シャーロット・ジェイ「死の月」は、オーストラリア支配下のパプア・
ニューギニアが舞台で、文化人類学者が出てくるから、てっきり異文化の
衝突をテーマにした物語と思って読み進めると、文化人類学者は、さっさと
自殺してしまい、若い未亡人が夫の死の真相を突き止めようと乗り込んで
来るも、異邦のなじめなさから不安に駆られる、疑心暗鬼のサスペンス、
のようである。底流に異文化衝突時の問題が流れているにはいるが。
 館に住んでレベッカの幻影に脅かされるヒロインみたような話の南洋版、
だろうか。
     (HPB 1955年)


 鈴木創士氏の今月のコラムは、第24回 歴史?――馬は黒く、月は赤く
(「あら、やっぱりヨタッてらっしやる」___これ、賞賛の念です。)





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by byogakudo | 2012-03-06 16:24 | 読書ノート | Comments(0)


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