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猫額洞の日々

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2005年 11月 07日

テクニカラーな朝

だった。
 少し早め 10時半に部屋を出たら、いきなりの陽射しと突風に見舞われる。街路樹の
木の葉が砕けるように舞い散り、トーンの狂った青空だ。雨上がりの光に視力が
やられそう。ヒチコック「ハリーの災難」みたいな陽射しだ。

 ヒチコック・ベスト3を考えながら店へ。順不同で「めまい」「裏窓」そして
「ハリーの災難」かしら? ベスト5にすると「サイコ」「救命艇」が入る、
アンソニー・パーキンスとタルーラ・バンクヘッドが好きなので。

 Sが昨日の本を引き取りに行ってくれた。あれこれ値段を考えては、
手入れしたり、ネットに上げるか検討したりで一日が暮れる。
 安原顕「まだ死ねずにいる文学のために」(筑摩書房 86初帯)に、
森茉莉「甘い蜜の部屋」の批評がある。感じのいい批評文なので紹介したいが、
今日は遅くなったので、たぶん明日。
 (でも、菊池信義の装幀って、どこがいいのだろう? 装幀意図の解説ばかり
聞こえて来るようで鬱陶しいのに。)


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by byogakudo | 2005-11-07 16:08 | 雑録 | Comments(0)


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