猫額洞の日々

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2012年 05月 13日

コリン・デクスター「別館三号室の男」読了

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 昨日の書き方は精確ではなかった。キャラクターの味つけが濃いのが
嫌なのではなくて__だって、わたしはホン・コンおばさんもドーヴァー
警部も、マローンも好きだ。__、無理矢理なキャラクター味つけが
目につくと嫌になる、と書くべきだった。作品世界への意識的あるいは
無意識の自信のなさを補うかのように感じられるのが、嫌なのだ。

 小道具の使い方が鼻につくのも、うるさくていけない。タイトルを
忘れてしまった、アントニア・フレイザーだったかのヒロインが飼って
いるペルシャ猫の名前が「コレット」だったと思うが、悪い趣味だ。

 まあ、へたくそなミステリは読みたくないってだけで、「別館三号室
の男」では、殺人事件捜査中のモース主任警部に、ファンレター紛いの
無署名のラヴレターが届くという小さな謎が息抜きとして、あしらわれて
いる。
 巧さが鼻につきもしないで、楽しく読了。

 犯人の男女がどちらもブロンドの美男美女(但し階級は低い)なのと、
モース主任警部が自宅で大音量で聴く「ワルキューレ」とは呼応してる
のだろうかと、つい考えたが、読み過ぎかしら?
     (HPB 87初 帯 VJ無)

 他のコリン・デクスターはどうだろうと、第一作「ウッドストック行
最終バス」も読み始めた。こちらは1975年の原作出版なので、終バスに
遅れた若い女は、ミニスカート姿でヒッチハイクを成功させようとする。





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by byogakudo | 2012-05-13 12:16 | 読書ノート | Comments(0)


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