猫額洞の日々

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2012年 05月 19日

コリン・デクスター「ニコラス・クインの静かな世界」読了

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 もちろん風俗小説への興味で読む。

 オックスフォードの海外学力検定試験委員会メンバーに、ハンディ
キャップ枠で選ばれた難聴のニコラス・クインが殺された事件であるが、
委員会事務局長・バートレット氏の車がすてき。

<彼はまもなくご自慢のダーク・ブラウンのバンデン・プラスに乗り、
 時速六十マイルで二十数マイル離れたオックスフォードへ向っていた。>
(p42下段)

 わたしが惹かれたただひとつの車、プリンセス・カーズのヴァンデン
プラが現役で出てきた!(原作は1977年刊)

 1980年代後半から90年代前半ころだったろうか、環七沿いに輸入車の
お店があった。
 ある日目にした、横に山吹色のラインが入った、端正でクラシックな
デザインの車がうつくしくて、通る度に気になっていた。
 「オースチンに似てるけど」と、Sは言う。

 立ち止まって見ていたあるとき、尋ねてみると、上記の答えである。
 「よかったら乗ってみませんか?」と言われる。600万円の車だから
Sがためらっていると、さらに勧められる。
 わたしは外から眺めたが、運転席の周りも繊細でうつくしい。ステア
リングが細くって、かつての車はほんとにきれいだ。

 600万円が60万円であったとしても、維持費その他がかかるので車は
持てないけれど、ヴァンデンプラだけは欲しくなった。あのデザイン、
黄色い線が効いているグレイやえび茶色、グリーン系の落ちついた
カラーリング、いま思い出しても、あれは完璧な車だった。
     (HPB 1979初 帯 VJ無)


 今週の新着欄です、よろしく。
 新着欄 





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by byogakudo | 2012-05-19 13:31 | 読書ノート | Comments(0)


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