2012年 05月 22日

EP-4/5・21ライヴ@代官山UNIT

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 行った。聴いた/見た。すばらしかった。EP-4は偉大なライヴバンドである。
これ以上つけ加えるべき言葉はないが、感動的な一夜だった。

 クラブやライヴに行くことがないので、<DJ : 菊池成孔/MOODMAN>の
意味がよく解らず、音を流して、いにしえのジャズ喫茶風景をスタンディングで
再現させる、観客参加型パフォーマンス__フロアに立錐の余地なく立っている
若い男たちが、あるいはうなだれ、あるいは身体を揺すっていた。当節なので
携帯を見ているひとも多い。__かと思って眺めていたが、一時間近く立って
いると酸欠気味になり、久しぶりに会った昌子さんとSと三人、バーに行って、
Sとわたしは煙草を吸う。

 EP-4の出(で)の瞬間を見逃す。フロアに戻り、三人ともばらばらになったが、
わたしは上手が主に見える隙間にもぐり込む。BANANA UGさんはよく見え、
佐藤薫氏まではなんとか見える立ち位置だ。下手は柱に阻まれ、首を延ばして
ようやく見られる。

 佐藤氏の動きは昔からダンサブルだったが、BANANAさんって、あんなに踊る
キーボーディストだったかしら? 
 あとで伺ったら、最近、よく踊るようになられたとか。スーフィーの小坊主みたいで
__小坊主は蔑称にあらず。彼は大僧正のキャラクターではないし、BANANA UG
さんの軽みを伝えたいと思って、出てきた言葉である。__、彼の出す音と相俟って
ステージの魅力を増す。

 佐藤薫氏が三曲目くらいに(?)坐った途端、「大丈夫かッ!」と、かけ声がかかる。
初めてEP-4を見て、あれから二十数年経った。亡くなったメンバーあり、病を得たひと
あり、新たに参加した恒松正敏氏やジム・オルーク氏など固有の音を作っている人々が
加わっているのに、全きEP-4の世界である。
 佐藤薫氏の力量を思い知らされる。偉いんだ、佐藤氏。

 「今さら、何を言う、失礼な奴だな。もう口をきいてやらないぞ」とか叱られそうなので、
あらかじめ、お詫びしておこう。いいライヴだろうと予想はしていたが、こんなにすてきだ
とは。

 爆音とスプラッタホラーを解せない質だが、ぎりぎりの大音量のシャワーに浸され、
身も心も一新され、うれしかった。感激した。

 二曲だけ参加された鈴木創士氏が、「アルトー24時」のときより、ずっとお元気そうで、
これもうれしかった。すばらしい文学者だけれど、ときにはミュージシャン・鈴木創士の
姿が見られると、鈴木創士ファンクラブ東京支部支部長(非公認)としては、言うことが
ない。

 ライヴの後、楽屋にお邪魔して皆さんにお礼を言う。お礼を伝えきれなかった方々にも、
どうもありがとう!

     (EP-4 5・21ライヴ 2012年5月21日 於・代官山UNIT)





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by byogakudo | 2012-05-22 15:09 | アート | Comments(0)


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