2012年 07月 15日

ブラックウッド中断・ハインラインもう少し、間に「夏すがた」

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 創元文庫の荷風「夏すがた・二人妻・花火」も買った。たぶん
「夏すがた」だけ読んでいないから。

 「ジャンキー」の文体で書かれた「つゆのあとさき」だった。
隣の待合で男女がたわむれるのを覗き見るシーンが、こちらでは
露骨に扱われている。
 お金の話もあからさまに書かれている。
 主人公は、芸者買いも妾を持つことも、金銭的には大して違わない
から、一度は妾宅を持ってみようとするし、素人になった嬉しさで、
月五十円のお手当を受け入れた元芸者のヒロインは、月末に質屋に
行くはめになる。

 ハインライン「太陽系帝国の危機」の主人公である売れない
役者は、大統領のスタンドインを一時的に勤めるだけの予定だった
のに、映画「デーブ」と違って、どうも足が抜けなくなりそうな感じ。

     (創元推理文庫SF 1967年8版 J)





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by byogakudo | 2012-07-15 14:43 | 読書ノート | Comments(0)


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