猫額洞の日々

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2012年 08月 07日

「阿佐ヶ谷住宅」と阿佐ヶ谷「書原」

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 雨模様なので、昨日は東の東京をあきらめる。西のかた、阿佐ヶ谷に行こうと
3pm過ぎ、部屋を出る。「プリシラ・ブックス」の先で雨粒が大きくなり、部屋に
戻る。
 それぞれ読んでいた本を取り出して、また読み始める。

 4pm、もう降らないだろうと、再び出かける。地下鉄・東高円寺から南阿佐ヶ谷へ。

 「阿佐ヶ谷住宅」裏で、写真の三毛猫に会う。「ニャー」ではなく「カッ、カッ」
という感じでしきりに鳴く猫さん。
 「もうすぐ消えるから、ちゃんと撮っとけ」だろうか?

 ほぼ無人の阿佐ヶ谷住宅。地形を活かした集合住宅群は、いつ来てもすばらしい。
 一昨年、再開発(地上6階、地下1階)の説明会があったようで、立ち入り禁止の
ロープが張り巡らされているが、切れている箇所があるのは、まだ住人がいるの
だろう。

 アスファルト道を踏み出し、草地に入った瞬間、大量のヤブ蚊に襲撃される。一気に
刺される。あわてて道に戻り、用意してきたかゆみ止めを塗る。
 あの猫が訴えていたのは、「蚊が多いぞ。気をつけろ」だったようである。

 善福寺川の遊歩道を往復し、やや新高円寺方向に迂回しながら、住宅地の散歩を
続ける。阿佐ヶ谷は、おっとりした空気の西の東京だ。

 地下鉄・南阿佐ヶ谷駅前の「書原」に入る。お目当ての由良君美「椿説泰西
浪曼派文学談義」は売切れていたが、入口正面の「別冊太陽 山田風太郎」
左脇の角(変な言い方だけれど実感)の東京散歩本コーナーが良かった。
 「奇跡の団地 阿佐ヶ谷住宅」と川本三郎「私の東京町歩き」文庫版を買う。
 「書原」でアルバイト したいなあ。古本屋はSに任せて。

 食事してから阿佐ヶ谷パール街のひとつ裏道を、新高円寺方向へ歩く。
暗渠みたいな静かな細い道が長く続く。うねり加減がいい。
 店の近所に住んでいた I 青年は旅に出るために大阪へいったん戻られたが、
また東京暮らしを始めるときは、この道沿いを薦めよう。

 いつの間にか、新高円寺の商店街、「七つ森」辺りに着く。こういう続きなのか。
一駅乗って、部屋に戻る。





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by byogakudo | 2012-08-07 13:07 | 雑録 | Comments(0)


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