2012年 09月 25日

日本橋蛎殻町辺り

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 昨日は日本橋蛎殻町辺りを歩く。
 1:30pm、雑司ヶ谷に行こうか、こちらにしようか、地下鉄に
乗ってもまだ迷っていた。車内でやっと決まり、丸ノ内線・銀座で
日比谷線に乗り換える。八丁堀下車。

 茅場町や蛎殻町、小網町とうろついていたら、いつの間にか
見覚えのある水天宮や中洲に来ている。

 蛎殻町だったと思う。(昨日はノートを取らずに歩いていた。)
それほど古くもなさそうだが、角地に4~5階建て、外壁崩落防止
ネットで覆われたビルに出くわす。タイル装飾のある表側は、緑色の
ネット。
 横にまわると、裏側なのでそっけない、灰色のコンクリート壁に
なる。ビルの隣は目下、広い駐車場だ。
 外階段と踊り場部分、ドアのところだけ穴を開けて出入りできる
ようにして、薄いオフホワイトのネットで包まれている。穴があいた分
ネットに襞がより、陰翳をつける。完璧なつかの間のファサードだ。

 これも蛎殻町だろう。小さな通りに入ると住宅が少し残っている。
一見3階建てのモルタル造看板建築をSが撮っていたら、お家の方が
出ていらしたので、伺ってみた。
 戦前、昭和9年(1934年)に建てられ(年代は、ちょっと記憶に
自信がないが)、戦火に遭わず残って、今お住まいのご夫妻は、
昭和43年(1968年)に越して来られた。
 3階部分は看板建築なので、縦長の窓が見えても飾りである。
実質は2階建て。
 「お隣は、ビルになっちゃったけれど、昔は畳屋さんだった
んですよ」
 周囲をビルに包囲されて残っている都心の住宅地である。

 歩いていておかしかったのが、町角毎に、といいたくなるほど
目につく、喫煙者溜まりだ。町角の煙草自動販売機の前に数人ずつ、
社内から追い出された老若男女の喫煙者が溜まって、なごやかに
煙草を吸っている。雨の日はどうするのだろう?

 路地よりはもちろん大きいが、あまり広くない通り沿いに並木が
続く道もあった。少しパリの裏通りに似ている。

 清洲橋から大川端に降りて水を見る。
 5:30pm、中野富士見町着。地上に出たら、今にも降りそうな暗い雲。





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by byogakudo | 2012-09-25 15:01 | 雑録 | Comments(0)


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