猫額洞の日々

byogakudo.exblog.jp
ブログトップ
2013年 02月 13日

ウインストン・グレアム「幕が下りてから」読了/メアリイ・ケリイ「盗まれた意匠」へ

e0030187_1436983.jpg









click to enlarge


 もしかしてウインストン・グレアムは「罪と罰」1960年代版が
書きたかったのかしら?

 クールでシニックな態度が尊ばれる時代なので、主人公は
自分の錯誤に気がついても、アスファルトの舗道や石畳に
接吻したりせず生き延びることを選択する。
 パセティックだったりファナティックと受け取られそうな
身振りが似合わないと、自分でわかっているので。

 すごくはない小説だが、なんとなく好きな作家である。律儀な
書きっぷりが好きなのだろうか。

     (HPB 1970初)

 暗そうな話をと思って、メアリイ・ケリイ「盗まれた意匠」を
読み始める。灰色の空を見て、雨が降ってないから今日はいい
天気だと言う、イギリスの製陶業の街でのミステリ。

     (HPB 1964初)





..... Ads by Excite ........
[PR]

by byogakudo | 2013-02-13 13:48 | 読書ノート | Comments(0)


<< メアリイ・ケリイ「盗まれた意匠...      ウインストン・グレアム「幕が下... >>