2013年 02月 14日
click to enlarge ~2月13日より続く 粘土から陶磁器ができるまでの細かい話が書かれているが、 紙を挟んだ箇所を見ると、英語の発音・口調のところだった。 英語がわからないのに、なぜ、そんな箇所が気がかりなのか。 英語知らずだから気にかかるのか。 工作機械会社の社員夫婦が地元の人間ではない、という 箇所である。 妻は英国南部出身だが、夫の方の喋り方からはどこの出身か わからない、とあって__ <もし彼がなまりを隠すために苦労し、その結果、言いそこなったり しなかったら、気がつかなかっただろう。特徴のある上品な話しぶり という域にまでは達していないが、イズリントンかキャムバーウェル ないしボウの生れかとさえ思わせるような、いささか強いなまりだったが、 [略] 「きみは罐いっぱいの砂糖がいるんだろう。本当の(リアル)、本当の__」 このリアルの発音ときたら! 音声学者しか、適切に説明できるものは ないだろう。だが、大体のことをいえば、最初のはリルと発音し、二回目 のはリーァルだった。巻き舌の、口の奥の方で発音するロンドンなまりを、 神経質にもその場で言い直したのだが、それは決して改めたのではなく、 ただわれわれ四人に何ともばつの悪い思いをさせるだけだった。> (P52下段〜p53下段) あっ、そうか。思い出した。real というとき、わたしは主に「リール」と発音 して l の発音の前に喉の近くで小さく「ァ」を入れていた。 英語ができないのにね。 (HPB 1964初) ..... Ads by Excite ........
by byogakudo
| 2013-02-14 12:14
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