猫額洞の日々

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2013年 03月 10日

春ときどき冬

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 昼に部屋を出るときは春だった。店の寒さを懸念してジーンズの下に
穿いているタイツが、いかにも熱く脚にまつわる。バッグの中には薄い
ウールのヴェストとカーディガン。コートは木綿だ。
 バスを降り歩いていると、のぼせそう。南風が強く眼にゴミが入る。

 店は予想以上に冷えている。そのおかげで山崎阿弥さんにいただいた
ミモザが保っている。
 5分と経たないうちにカヴァパンツを着装しなきゃ、という気になる。

 午後、いちばんの強風が吹き荒れたとき、外を歩いていた。一瞬、
立ち止まり、吹き飛ばされそうな身体を支える。
 晴れているのに空はうす黄色いグレイだ。風に巻かれて押し寄せる
黄砂の中、店に戻る。北風に変わってきた。
 ほんの10分かそこら歩いただけなのに、ぐったり疲れる。

 夕方が近づくにつれ店内に寒気が忍び入る。暖房の設定温度を上げる。
早めに閉めてバスで帰ってきたが、木綿のコートの頼りなさに、せめて
風よけになるレインコートにすべきだった。だが、あの昼間に、腕に抱えて
歩くの? 持ってきた衣類やスカーフを総動員しても足りなかった。寒い。

 天気予報ないし天気占いによれば、週半ばにもこんなジェットコースター
日和があるそうで、風邪を引かずにやり過ごせるだろうか。





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by byogakudo | 2013-03-10 17:32 | 雑録 | Comments(0)


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