猫額洞の日々

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2013年 03月 16日

東京井の頭自然文化園

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 今週の新着欄です、よろしく。
 新着欄

 写真は「東京井の頭自然文化園」で。久しぶりにふたりで出ようと
して、どこに行くか迷う。地味な動物園だからいいか、ということで
行ってみたが、東京愛にあふれたわたしたちでも許せない街はある。
 ひとつは吉祥寺、もうひとつが下北沢。(汚らわしいと、わたしは
思う。)

 動物園はまだしも駅との往復がやはり辛い。
 そして動物や鳥は愛らしいが、せまい檻の中にいる彼らを見ていると、
「悪い!」という気持に襲われ、どうも居心地がよくない。いちど釣堀に
行ったことがあるが、わたしの竿に引っかかるような間抜けな魚に、
「ごめんなさい」と口走ってしまうし、人類と犬猫以外の生物との距離の
取り方が下手だ。肉食していながら、いまさら何さ、って思うが。

 そんなつもりではなかったのに気がついたら、植民地の原住民と目を
合わせる征服者、の立場に置かれたような不本意さ、と言えばいいの
だろうか。見る側の優位性を意識して一種、罪悪感を持つのか。博物学は
帝国主義の産物でもある。
 だからといって、檻を開けて彼らを解放しようなんて無思慮なことは
考えない。フェネックを東京に放って、みすみす死なせるようなことは
考えない。





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by byogakudo | 2013-03-16 13:49 | 雑録 | Comments(0)


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