(~3月27日の続き)
ロバート・ヴォーンなる衝突事故に魅入られた男の死の描写から始まり、
物語の語り手、TVCM制作者のバラードが事故を起こしてヴォーンと知り
合う過程が述べられてゆくのだが、読み疲れたのでブレイクを入れよう。
「エナジー対話・第十八号・関西__谷崎潤一郎にそって」(エッソ・
スタンダード石油株式会社広報部 1981年)を読み出した。多田道太郎と
安田武の対談だ。
<一口に関西といっても、京都と大阪と、さらに神戸と、それぞれ文化圏と
してかなり異質なものだ>(p4)と指摘がある。いわれてみればその通りで、
関西と聞くと、わたしの場合、大阪が頭に浮かぶ。京都と神戸は関西の
ジャンルではなく、それぞれに京都であり神戸である。この感じの違いは
何か。
とかいいながら、今夜も寝床では「クラッシュ」するのだろう。ご苦労さん。
(3月30日へ続く)
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