人気ブログランキング | 話題のタグを見る

猫額洞の日々

byogakudo.exblog.jp
ブログトップ
2013年 04月 27日

おとめ山公園〜新高円寺

おとめ山公園〜新高円寺_e0030187_22403829.jpg












 今週の新着欄です、よろしく。
 新着欄 

 昨日は、午後、天気が急変して雷雨の恐れありという予報だったが、
義母と三人で出かける。

 新宿区の「おとめ山公園」が拡張されたと東京新聞で読んだ。
 Sはむかし行ったことがある。わたしは名前しか知らないし、
義母は初耳だ。

 道路によって分断された東西ふたつの公園の、西側に入ってみる。
足当たりのやわらかい舗装だ。
 すぐに尽きて、目の下はかなり深い窪地だ。起伏が激しい。
 ゆるやかな階段を降りると、よどんだ静かな池がある。見上げれば
崖上の大きな樹が風に吹かれ、ざわめいている。古い森が残っている。
下落合駅の電車の音が混じる。

 東屋で休んでいたら、三毛猫がそっと顔を出した。モノクロ猫もいる。

 道を渡って東側、むかしSが行ったことのある方は、いわゆる公園風の
作りだ。前はもっと雑然としていたらしい。
 こっちの池では亀がたくさん甲羅干ししている。最後にやってきた一匹が
仲間を乗り越え真ん中に割り込もうとして滑り落ちた。また池を泳ぎ、やり直し。

 雨は降らないようなので、新高円寺の古着屋通り(ルック通り)に向かう。
義母はもちろん、今の古着屋を知らない。古着と聞くと向柳原のイメージ、
質流れや、何度も水をくぐって色あせた、誰が着たともしれない、貧しげな
古着を思う。

 古着屋デビューだ。一歩入ると、若いひと向きばかりではない、彼女が着て
みたい服があるではないか。
 真剣に服選びに集中して3点見つける。まだ探したそうだったが、疲労を
考え、お茶に誘う。
 「駅から近いし、ここなら一人でも来れるは」





..... Ads by Excite ........

by byogakudo | 2013-04-27 12:20 | 雑録 | Comments(0)


<< コレット「黄昏の薔薇」再読中      フィツジェラルド「ラスト・タイ... >>